前回、計量士の登録申請を出してから2ヶ月弱。ついに念願だった計量士に登録されました。
これをもって、ついに僕は環境計量士になりました。
登録時に計量検定所で「一般的に2ヶ月半くらいかかる」と言われたので、これは早い方なのかなと思います。
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環境計量士の登録申請方法
今後の流れとしては、「計量証明事業の登録申請」へと推移していくわけですが、揃えるものが多くてとても大変そうです。おいおいこのブログで綴っていきたいと思います。
Contents
未経験でも環境計量士になれた
僕はまったくのゼロ、未経験、無知の状態、環境計量士って何?という状態から勉強をはじめて、4年かかりました。
別に合格したから調子に乗って言うわけではないですけど、もっと初年度から力を入れて真面目にやっていれば、もう少し早く受かっていただろうと思います。
まあ何言っても結果論的な感じになってしまうのですけど、ツボをおさえて必死に勉強すれば、一発合格も夢ではないということです。
僕はこのブログを通して言いたいのは、僕のように全く経験がなくても、知識がなくても、努力次第で環境計量士になれるということです。
このブログのほんの少し、どこかイチ部分で良いので、これから勉強を始める方のためになってくれれば本望です。
環境計量士に合格するために
環境計量士の試験範囲は広いです。
僕が合格した「騒音・振動関係」は音の知識から、物理の知識まで必要になってきます。物理なんて一見関係ないようですが、深く知ってくると繋がってくる部分もあって、とても興味深いです。
難しそうなら捨てること
物理などは特に、全ての知識を詰め込むには限界があるし、貴重な時間を犠牲にして詰め込む必要なんて正直ないと思います。学校の勉強と一緒で、全ての公式を頭に入れたからといって、今後の人生において役に立つ部分なんてほとんどないのが現状です。
得意ならそれに越したことはありませんが、不得意なら物理はまず【10/25】をとることを目指しましょう。わからない部分はばっさり捨てて、広く浅くなんとなく知っている程度の知識でもとれる問題もあります。
また、最初はわからなくても、他の知識がついてくると不思議とわかってくる部分もあるので、一回目でわからなくても決して焦らず、じっくりとやっていきましょう。
宇宙一わかりやすいシリーズは物理の必須バイブル
宇宙一わかりやすい高校物理シリーズは、物理がまったくわからなかった僕に物理の問題を解くことの楽しさを教えてくれた本です。
この本で勉強してから物理への理解が一気に進みました。
正直、この本と出会わなければ、「環境計量士の試験合格は厳しかった」と言わざるを得ないです。物理がわからない方には、この本が間違いなく力になってくれると思います。強くオススメしたい本です。
1冊目は絶対に力学、波動を。これで基本的な部分はほとんど押さえられると思います。環境計量士の物理問題でもこの本の知識習得で答えられる部分がたくさんあります。
余裕があれば2冊目、電磁気、熱、原子までやれば基礎知識としては申し分ないです。
計量法とJISは押さえておく
合格した後の実務では計量法やJISの規程は確実に必要になってきます。試験のためだけではなく、確実に勉強して知識を蓄えておく必要があると思います。
自分で調べる力
計量法やJIS規程は、ネット上にも情報が多々あるので、わからない場合には、自分の力で該当の部分をすぐに調べられるくらいにはなっておく必要があると思います。
わからない時には自分で調べて、ある時には「答え」であったり、またある時には「考え方の方向性」を見極める力、これが環境計量士に求められる力なのではないかな、と思います。
じっくりブログ拝見します。
いつもお世話になっております。
仕事の必要性としてあるのかなと思いますが
計量士登録まではもっていきたいです。
どうしても。
理由は長くなるのでまた後日。
ツイッター「アッキー」より
寺尾 さま。
コメントありがとうございます。
計量士のお勉強中でしょうか。
僕は騒音・振動は受かったので、今後は濃度関係に挑戦したいと思います。
もしよろしければ計量士登録の長い理由、などお聞かせ願えればと思います。